肩こりはなぜ起こる?肩こりを解消するストレッチ方法と予防に役立つ習慣とは

幅広い年代の方を悩ませていることから、肩こりは国民病として認識されています。
実際に「肩こりがひどい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
肩こりは姿勢によって引き起こされる場合もあれば、運動不足が原因であったりストレスによって引き起こされたりする場合もあります。
あまりにもひどい場合は、原因を正しく知ってストレッチや姿勢改善で解消することが大切です。
この記事では、肩こりの原因やストレッチ方法、予防方法などを詳しく解説します。
肩こりはどうして起こる?肩こりに繋がりやすいこととは?
そもそも肩こりはどうして起こるのでしょうか。
ここでは、どんなことが肩こりにつながるのか解説します。
首や背中が緊張するような姿勢
まず、首や背中が緊張するような姿勢をとっていることが挙げられます。
猫背や前屈みなどの姿勢は首や背中に大きな負荷をかけてしまうため、肩こりが起こりやすくなります。
特に、スマートフォンやパソコンなどを操作している時は無意識のうちに前屈みになっていたり、顎を前に出すような姿勢になってしまっていたりすることが多いので、注意が必要です。
長時間同じ姿勢でいる
また、同じ姿勢を長時間取ってしまう時も肩こりが起きやすいです。
長い間同じ姿勢を取っていると、肩の筋肉が収縮して硬くこわばった状態になります。
筋肉がこのような状態になると、血管が圧迫されて血行が悪くなるため、疲労物質(乳酸)などが溜まりやすくなり、それらが神経を刺激して肩こりの症状が現れるのです。
デスクワークをしている方はもちろんですが、ほかにもドライバーや美容師など同じ姿勢で長時間仕事をしている方は要注意です。
運動不足
運動不足も肩こりの原因です。
運動をしていないと、筋肉があまり動かされず硬くこわばった状態となってしまうため、血行の悪化につながります。
特にこれが肩で起こってしまうと、肩の筋肉の疲労物質が溜まりやすくなるので、痛みが生じてしまったり、腕が上げられない状態になってしまいます。
精神的にストレスを感じている
精神的なストレスも肩こりに影響しています。
脳がストレスを感じると、様々な不調が身体に現れます。
どのような症状が現れるのかは人によって異なりますが、例えば不眠や頭痛、下痢や便秘、息切れ、動悸、吐き気などが代表的な症状です。
ただ、ストレスが脳の働きに影響を及ぼすことで血行が悪くなり、それが原因で肩こりが引き起こされる場合もあります。
身体が冷える
身体の冷えと肩こりは一見すると関係がないようにも思えますが、実際は深い関係があります。
寒さや冷えはは様々な影響を身体に及ぼしますがその1つに血行不良があります。
筋肉に沿った血管の流れが悪くなると、筋肉の疲労物質が溜まりやすくなり、それらが肩こりの症状を引き起こします。
よって寒い冬には肩こりが起きやすくなりますし、夏でも冷房が強い部屋にいると肩こりに悩まされやすくなります。
肩こりを解消するには「肩甲骨」が重要
肩こりを解消するのにポイントとなるのが「肩甲骨」です。
肩甲骨とは、背中の上部にある三角形の形をした骨のこと。
可動範囲がとても広いのが特徴で、鎖骨に合わせて前や後ろに動きますし、腕をあげれば大きく斜めにずれます。
この肩甲骨を支えているのが、背中の中心部の縁(内側縁)にある筋肉である菱形筋です。
背中や方にある筋肉の中でも、特に菱形筋は疲労が溜まりやすく、血液の流れが滞って硬くなってしまうことがとても多いです。
よって、肩こりを解消するためには、肩甲骨近くにある菱形筋のストレッチが必要です。
菱形筋のストレッチ方法
菱形筋のストレッチ方法はいくつかあります。
ここでは座りながらできるストレッチと寝ながらできるストレッチをご紹介します。
ぜひ、肩こりにお悩みの方はやってみてください。
座りながらできるストレッチ
まず、椅子に座って手のひらを自分側に向けて組みます。
手を組んだら手首をぐるっと外側に回して、腕をグッと前方に伸ばします。
すると肩甲骨と背骨の間が伸びるので、そのまま10秒キープし、少し緩めてまた再度10秒伸ばします。
これを3セットおこないます。
寝ながらできるストレッチ
まず仰向けになって、右腕を横に伸ばして手のひらを上に向けます。
そのまま右に寝返りを打って左腕も伸ばして手のひらを床につけます。
左肩から背中が伸びるのでそれをキープします。
これを左右3セットおこないます。
肩こりの予防・対策するためには?
ストレッチで解消できても、生活習慣に問題があればまた肩こりが起こってしまいます。
ここでは肩こりを予防・対策するための習慣について迫っていきます。
姿勢を改善する
姿勢によって肩こりが引き起こされている場合は、姿勢の改善が必要です。
まず、椅子に座る際は少し浅めに座って、背もたれにもたれないようにしましょう。
次に、おへそに力を入れて骨盤を立て、背筋を伸ばします。
これが座る時の正しい姿勢です。
なお、パソコンなどを操作する場合は、目線が20〜30度下に向くよう調節するとちょうどよいです。
できるだけ湯船に浸かる
身体が冷えやすいことから肩こりに悩まされる場合は、お風呂をシャワーで済ませるのではなくできるだけ湯船に浸かるようにしましょう。
湯船に浸かることで血行が良くなるので肩こりが緩和されますし、40℃ほどのぬるめのお湯に浸かれば副交感神経が優位になるので気分がリラックスします。
ストレスの軽減にもなるので、湯船に浸かるのはとてもおすすめです。
日常に運動を取り入れる
肩こりは運動不足によっても引き起こされます。
特に社会人になると学生の頃に比べて運動する機会が減るので、身体を動かすことを意識的にしていきましょう。
肩こりにお悩みなら「ジャザサイズ」がおすすめ
肩こりにお悩みなのであればジャザサイズがおすすめです。
ジャザサイズとは?
ジャザサイズとは、1969年にジュディ・シェパード・ミセットがアメリカで生み出したダンスフィットネスです。
ジャズダンスとエクササイズが由来となっており、競い合うのではなく楽しみながら体を動かして、健康で美しくかつ幸せであることを目的としています。
楽しんでできることから、50年以上に渡って多くの方々に親しまれており、現在では世界30カ国以上で展開されています。
コナミスポーツのジャザサイズの魅力
コナミスポーツでもジャザサイズを展開しています。
ヨガ・ピラティス・ボクササイズの要素を取り入れた有酸素運動と筋力トレーニングを組み込んだプログラムをはじめ様々なプログラムをご用意。
また、常に新曲と新しいワークアウトを取り入れているため飽きがきにくく、長く楽しんで取り組むことができます。
さらに、60分程度で完結するプログラムとなっているので、忙しい方でも取り組みやすくなっています。
ぜひ、肩こりにお悩みの方はコナミスポーツのジャザサイズをチェックしてみてください。
まとめ
国民病としてのイメージが強い肩こり。
その原因には
●首や背中が緊張するような姿勢
●長時間同じ姿勢でいる
●運動不足
●精神的にストレスを感じている
●身体が冷える
などが挙げられます。
肩こりを解消するには肩甲骨近くにある菱形筋のストレッチが有効的です。
また、肩こりを予防・対策するには姿勢を改善したり、積極的に湯船に浸かったり運動したりするのが効果的です。
ぜひ、肩こりに悩んでいる方はやってみてください。